船の船速はプロペラだけの問題でなく、船体も大いに関係しています。船体形状(船底にステップを付けたり)、エンジンの位置(重心)、排水量(船の重さ)等、又艫にスキーをはかしたり、舵の位置、又舵をカットする事でも微妙に船速に影響が有るのです。
目標船速
プロペラもSP型 (スキューを利かしてTOPのスピードをUP) 25ノット
M型 (細長いボス、薄型翼で抵抗を減ずる) 30ノット
UP-35 (キャビテーションを抑え効率UP) 40ノット
UP-45 (クサビ型翼断面にてさらに効率UP) 45ノット
NSC型 (サーフェイス半没水型ぺラ現在4翼主流) 50ノット
改良NSC(上記改良型)はさらに1-2ノットUPしています。プロペラもどんどん進化を続けています。
さて貴方は何処を目指しているのでしょうか?もちろん100PSで50ノットは無理です。
貴方の愛船のエンジンの状態を把握して、より効率の良いプロペラを計算してみましょう!良く知れば知るほど効率UP可能なのです。
エンジン機種が分かれば馬力(KW)、回転数は分かりますが減速比はお調べ下さい。エンジンの減速機の横の方の銘板に打ってあります。
船体メーカ、機種が分かれば喫水長、巾、深さ、排水量は大体分かりますが、(実際は船に積んである荷の量がだんだん増えるので排水量は増えてきます。)分かればお知らせ下さい。詳しければ詳しいほど正確な数字がでてきます。今一杯にスロットルを上げた時の回転数、及び船速(ノット)も重要なポイントです。
プロペラの羽先と船底との距離Bはどの位でしょうか? B>0.12D(ペラ直径)が目安ですが 高速になっている昨今B>0.15Dをお奨めします。
出来るだけ分かる事をお知らせ下さい!! 詳しければ詳しいほど正確な数字がでてきます。
但し 弊社の過去の実績を踏まえ、少しでもスピードUPを、又燃費の良いペラをと心がけて来ました。ナカシマプロペラさんの高い技術力の御協力にも拘わらず船速が伸びない事も有ります。その責任は申し訳有りませんが追いかねます。あくまでも勇気あるチャレンジとお含み置き下さい。
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